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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 306

「な…何だ、この的外れのように見えて
実は妙に説得力のあるメロディーは!?」

「それもどんどん大きくなってくる。」

「頭がイタイ…」

「助けて、お兄ちゃん…」

最後のところがどこかずれているが、
この応援の音楽、1-Dのペースを崩すのには
ぴったりだった。
しかし…

「おい、何だこれ…」

何と復活するはずの流まで、
脱力してしまって動けなくなるという、
思わぬ副作用まで備わっていた…。
ともかく、付け入る隙は出来た。
「だが…その状態で何が出来る?部分巨大化とやらも役に立つまい!」
アインは、鎖で縛り上げたジョーを引きずる様にブン回す!もうもうと上がる土煙…。
「下等民族!圧倒的な力の差を思い知れい!」
そして遠心力に任せ、グランドに叩きつけた!
「ぐあぁ!?」
鉄球からは解放されたものの、内臓破裂どころでは済まないダメージ…しかし満身創痍ながらも不適な笑みを浮かべるジョー。
「何がおかしい?」
「脳ミソ筋肉…気付かないのか…。」
アインの顔が溶岩の如く怒りに燃える。
…もさ…
「負け惜しみを!」
…もさもさ…
「てめえにブン回されながら作った結界…。」
…もさもさもさ…
「な…コレは?」
土煙が晴れる…張りめぐらされた網…いや、毛!ジョーのから延びたモミアゲ…。
「アフロぉっ!?」
「巨大化出来るのは…手足だけじゃないのさ…!」
意思を持った蔦の様にアインに絡み付く!
「ほ…ほどけんっ!」
そしてそれを一気に収縮!拳を巨大化させた、ジョーの元へ引きずられるアイン。
「馬鹿なぁっ?」
握力×体重×スピード=…
「この一撃…アフロの怒りだぁあああ!」
破壊力!!
ぼぐしゃあっ!
「ぶべらあぁっ!?」
アインがデタラメな一撃に吹き飛ぶ…。

一方、理都vs静は…。
「どうした柔道家ぁ!打撃対策がなってないぜっ!」
理都持ち前の剛力を活かした拳と蹴りの嵐に、防戦一方な静…。
…制服着ててもふたりは、無茶苦茶タフだしぃ♪…
静の肉体強化能力の方は限界な様だが。
「…何なんじゃこの気色悪い歌はぁっ…!」
憤慨する静。
「そうか?可愛いと思うぜ?特に黒い方、ウチの彼氏。」
プリキュ〇の黒い方…当然、影汰の事だ。
「貴サンら男色かぁっ!」
…かちん…
ノロケ全開だった理都の表情が、大魔神な感じになる…。
「…今、何つった…?」
「男同士で彼氏じゃとぉっ?この変態があっ!
天国地獄大地獄車でその軟弱な…。」
未だに理都が男と信じて疑わぬ静、強引に投げ体制に入る…。
「俺は…。」
がしっ!隙を突いて鷲掴み(何処を?)する理都。
「あぁぁ?やめ…。」
「女だぁあああっ!」
理都!怒りの握撃(何処を?)!
「…お…おいなり…さん…(片っぽ)。」
…疑似体験ダメージとは言え男として…え〜と…。

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