PiPi's World 投稿小説

香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 2
 4
の最後へ

香港国際学園〜第二部〜 4


……ひとしきり再会を確かめ合った後、ミニ刀機(やなく命名)が出て行こうとすると、才英が刀機に何かを投げてよこした。
「持って行くといい……『喧嘩御免状』入りの生徒手帳だよ。一応、校則で能力を使っての私闘は禁じてるけど、それがある者同士は私闘できるから」


「貰っておく……じゃあ、またな」
少女の容姿と声だが、刀機そのままの仕草でミニ刀機は部屋から出て行ったのだ。

自分のクラスを探す刀機であるが、学園は大幅に構造が変わっていた為、辺りを見渡しながら歩いていた。
刀機は取り敢えず近くにいる生徒に声をかけてみた。
「すまんが、1ーAはどこか知っているか?」
話しかけられた少年、桜川光樹は……この小さな美少女を見て、事もあろうが一目惚れしてしまったのである。
「あっ!、ああ……僕も同じクラスだよ!桜川光樹って言うんだけど一緒に行こう!」
「そうか、私は刀機真奈美だ……案内宜しく頼む」


SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す