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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 293

程なくして…そんなひかるちゃん(光樹)の元にへんりえったちゃん(影汰)が戻って来た…。
「寮母さんの許可は取って来たにょ!消灯前までに…。」
「あぁ…えったちゃん…実は…。」
ひかるちゃんはえったちゃんに怪しいカップルの相談を持ちかける…。
「恐るべし女の子の情報網だにょ…でも、私達の正体がバレた所で試合には…。」
えったちゃんに憤慨するひかるちゃん…萌え言葉が板に付きつつ抗議する。
「え〜と(裏声)…このままだと、女装趣味の変態くんで広まってしまうにょ…。」


そんな光樹の脳裏にある妄想が駆け抜ける
女装趣味ということが刀機の耳に入ることである
「・・・・・絶対になんとかしなくては!!」
そう固く決心する
「僕は別にいいんですが・・・まぁいいや」
と、その時メイド達が慌ただしく動き出した
「何かあったんですか〜?」
「あぁヘンリエッタちゃん、あのね超がつくほどの『上客』がいらしたのよ」
「あの噂の『上客』ですか!?」
影太が驚く
「・・・そんなに凄い人なの?」
「そりゃもう!!ここの収入の約六割はその人のお陰と言われているほどの人物です」

六割て・・・
呆れる光樹をよそに影太が続ける
「だから先輩達にも大人気なんですよ」
そんな時入り口辺りでメイド達の挨拶が聞こえた
「おかえりなさいませ。ご主人様!!」
まるで花道のように並んだメイド達のなかを青年が歩いて来た
「彼が上客さんみたいですね」
「あ・・・あの人・・・闘技場で励ましてくれた人だ」
メイド達に囲まれながら席につく青年
「『倶利伽羅』様、今日はいかがなさいますか?」
「そうだなぁ・・・とりあえず飲み物を」
「はい!!」
我先にといったようにメイド達が厨房に殺到する

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