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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 291

「やったーっ!」

跳びはねて喜ぶ光樹。
しかし、そんな日に限って客は来る物で、
休む暇も無いくらいに次から次へと客が来る。
もちろん、アルバイトの経験なんか無い光樹だから、影汰がたやすくこなしているから軽いと思っていたことも、
本当は辛いと分かって、息が絶え絶えになっている。

そんな時、また新たな客が来た・・・。

「いらっしゃいませ、ご主人様、お嬢様!」

ちらっと見てみたら、金髪碧眼の大男と、眼鏡を掛けた女性らしい。
「ひかるちゃん」は、席へと案内しようとする・・・

「おい、何だここは。
俺は部活があるって言ってたじゃねえか。」
大男が騒ぐ。ただ、声が大きすぎるため、回りに騒音のような感じだ。
それ気付いたのかどうか分からないが、隣の女性は肩をすくめている。
「何だはないでしょ。
私はただの情報収集の為に、デートを兼ねてここに来ているのよ。
あら、それともアタシとデートするのが嫌だったの、アイン?」
アインと呼ばれた男は頭を掻きながら、面倒臭そうに返事をしている。

ピンチの予感。

光樹は「へんりえったちゃん」を捜す。
だが、皮肉にも彼はどこにもいない・・・。

「貴方…そして貴方のクラスを、勝利に導く為の大事な情報収拾なのよ…わかっていただけて?」
「そうだな…君がそこまで言うのなら…午後の紅茶ついでにな?」
アインと呼ばれた大男の表情が若干、柔和なものとなる。
温厚な言葉遣いで光樹…ひかるちゃんに注文した。
「はい!ご注文は以上ですにょ?かしこまりましたぁ(裏声)!」
…良かった、案外温厚なカップルで…
ぱたぱたと、なるべく可愛らしく去るひかるちゃん…(光樹)。
「この店に1-Aの光と影…桜川光樹と辺里影汰が潜入しているそうよ?」
…がらっしゃ〜ん…

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