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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 286


メイドとの交流もぞんざいに、物思いに耽る光樹…。
『お帰りなさいませ大佐!』
『…私は大尉だよ…?』
新たなご主人様は教員だろうか…仕立ての良いスーツを着こなし、金髪ヅラにサングラスで変装した男を横目に見る光樹。どうやら常連客らしい。
…どっかで見た人だな…
そうこうしてる内に先程のメイドがコーヒーを運んできた。
「あうぅ…申し訳ありません、ご主人様ぁ、店内ただ今、大変混雑おりますぅ…あちらのご主人様と相席に…。」
トレイ越しに上目使いのメイドに、軽く萌えながらもハイハイとテキトーな返事を返す。

すると、相席さんとやらが光樹の対面に腰を下ろす。
「失礼…ん?君は、桜川光樹くん…だったかな?」
ふざけた変装と裏腹に、優雅な物腰…強いて言うならば王者の風格さえ漂わせている、この男…。
「…何やってるんですか校長先生…?」相席さんは光樹の指摘に、びくぅっ!とのけぞり軽くヅラとグラサンがズリ落ちる…。
…やっぱ校長先生だ…
「わ…私は大佐でもなければ校長でもない。
今の私はK大尉なのだから…。」
「…はあ…。」
あくまで常連『ご主人様ネーム』で通す気らしい。
…あぁ…『北川』才英で…『K』か…


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