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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 284


流石の未来もちょっと気まずい…。
「量子ぉ…サラぁ…羽音ぇ…こっちへおいで〜…?」
駄目世界の住人と化した雪菜が、負のオーラをまき散らしながら手近な羽音にまとわりつく。
「嫌あぁあ?連れてかれるっ!駄目世界に連れてかれるうっ?」
どーしたもんか?と甲斐性を問われている光樹の前に…ヤケにスッキリした表情の理都と、疲れ切った影汰が戻って来た。
「おう、『そこ』空いたぞ?とりあえずヤッとけ?」
たった今使っていた『手頃な』岩陰を示し、非常にワイルドかつ男らしい事を言ってのける理都。
「」


…ここまで来て考えあぐねている光樹の肩を叩く、悟ったような表情の影汰。
「禁欲の果てに辿り着くなんて高が知れてますよ?」
満足気に豪傑笑いする理都。
「そ〜そ〜!強くなりたきゃ喰っちまえ!
俺ぁメイド業があっからよ?影汰!また後でな?」
「はい、僕も寄る所がありますから…また後で…。」
他人事、とばかりに1-A最凶バカップルは砂浜を去って行く。
…あうぅ…僕にどうしろと…
途方にくれる光樹だったが、それどこじゃない現実が迫りつつあった…。
「こ・う・き・!」×5
…やっぱそうくるよね…

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