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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 279


…男宿食堂…いろんな意味で飢えた野郎共が待ち構えていた…。
「は〜い!皆さん!ちゅうも〜く!」
今泉先生のハスキーなおかまボイスが食堂にこだました。野郎共全員、ブゼンとした表情で振り向く。
「文句ある奴ぁ前に出ろ…夕飯のハンバーグに『混ぜて』やっからよ?」
…し〜ん…地声の今泉先生(&.50口径重機関銃)に逆らう者はいない。
「…今日のお昼ご飯は…新人メイド、天川小路未来さん、鉄田理都さんに作って貰いました〜!」
うおぉ〜!と意味もなく喚声を上げる野郎共だったが…しばし考えた後、我にかえる。


「あの二人が料理したのみたことあるか?」
と言う周りの生徒達の視線に「いや、無い」と目で合図すると生徒達は一斉に腹痛を訴えたが無視された
光樹と影太はおそらくマズいであろう料理から逃げるべくこっそり席を立とうとしたが


…そんな情けねぇ野郎共たぁひと味違う真のサムライ…剣百太郎!
「あむ…中々旨いではないか、お主ら良い嫁になるぞ?ずずー…。」
…単に、人を疑うとか怪しむ事を知らないだけなのだろうが…。
野郎共も…安全と分かるや、我先にがっつき始めた(光樹と影汰は軽く罪悪感)。
「結構良い奴じゃねぇか?」
「そうですわねぇ。」
未来、理都もまた現金なもので…ちょっと褒められるとコレである。
今朝までは、適当にイビって追い出してやろうと算段していたにも関わらず…男前な女のコ百太郎に奇妙な親近感さえ抱いていた…。

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