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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 277

「ヒュ〜、まさかこんなに早く気付くとは・・・」
腹部に叩き込まれた拳を腰に差したカトラスで受け止めながら呟いた
「とりあえずは合格だぁね」
そう言いカトラスを収めた
「合格・・・?」
「そ、基本格闘術訓練は終了。まぁ後は本人の日々の努力次第ってトコかね」
みことの言葉に目を輝かせて喜ぶ光樹だったが・・・
「次は下級格闘戦術になりま〜す。各自気を抜かないよーに」
同じくみことの言葉にへなへなと座り込んでしまった
「あっはっはっは、そんな簡単に修行は終わらんよ」
座り込んでしまった光樹を見てみことが笑った


さしてあっという間に三時間がたった。
光樹に影汰それに華奈美の三人は昨日以上に疲れと痛さが残ったが、昨日とは違いちょっとした光明を見出だしたか晴々とした顔をしている。
『ありがとうございました。』
光樹達三人が挨拶をする。
「はい、お疲れさんきついだろうけどまた明日ね」
三人は『はい』と返事をすると休む暇無く体育館を出た。
三人は一度宿舎に戻り昼食を取った後、午後からはA組の練習に参加しなければならない。
「じゃまた後でね」
華奈美は光樹と影汰に告げ別れる。
そして光樹と影汰も“男宿”へと戻って行った。


鬼メイド二匹…愛欲のブランチの時間を邪魔された怒りを、侵入者狩りにぶつけていた。
「キリキリ歩け色キチガ〇共!」
「全く…真っ昼間から…ハレンチ極まりない方々ですわ…。」
この二人は時間外の侵入…とは言え同じ穴のムジナ、酷い言い草である。まぁ、元暴走族の白バイ警官のようなモノか…。
不法侵入の女生徒らを警備員に引き渡した未来と理都の元に、うっかり通りがかってしまう剣百太郎がいた…。
…う〜む…ここまで浪士狩り(←違います)の手が…いや!ここは堂々と!…
「天川小路殿、鉄田殿、精が出るな!」

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