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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 269

そんなこんなで朝食後…食堂を片付ける野生メイドと大正メイド…。
「なあ未来?何でアレが女だってわかった?まぁ俺は野生の勘って奴だけどよ?」
理都が尋ねる。
「おチ〇ポの匂いがしませんでしたわ。」
…最近、お嬢キャラという設定が見る影もない未来…何にせよ暇潰し程度に調査(他にもいるらしい)しながら光樹や影汰の側に居られるのだ。
今泉先生が目を光らせているお陰で、そうそう不良共に絡まれる(てゆーかこんな狂暴なメイド襲えない)心配もない。ただしメイドとしての仕事もこなさねばならないが…。


そんな二人の事情を知った先輩メイド達(こちらは普通のバイト)が声をかける。
「未来も理都も、先に上がって…。」
…居ません…。
「お願いだから、お昼の仕込みまでには帰って来て…しくしく…。」

我先に、愛しき人の元へ駆ける二人…。
「お昼の仕込みまで一時間…夜まで待てませんわ…。」
「おう!鬼の居ぬ間に心の洗濯…!」
言いかけた理都が凍りつく…動物的直感が警鐘を鳴らしていた…未来もそれを察知する…。
…鬼が来た…
男あさりに紛れ込んだ女生徒を両手に猫掴みでぶら下げた今泉先生…。


巧みな変身能力か何かで潜り込んだのだろうが、今泉先生の目はごまかせなかったらしい…本来なら未来と理都が狩らねばならぬ対象だ。
「お・し・ご・と・は?」
軽くコメカミが引きつっている。敵に回すなヤクザとオカマ…クビにされては堪らない…。
結局、未来も理都も、今は侵入者狩りとメイド業に専念せざるを得ない様で…。
「何か騙されてコキ使われてるだけな気がしてきた…。」
「また官能は…お預けですわね…。」

…話を本筋に戻そう…男宿一号生、約二名は体育館で栗原華奈美と合流していた。

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