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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 267

「おい剣どうかしたか」
剣百太郎は後ろにいた鷹獅の言葉に思わす反応した。
「ああ大丈夫だ…」
百太郎はすぐに落ち着きはらう。
『これしきの事で動揺するとは、まだまだ修行が足りないな』
百太郎は何故かそう心に誓うが更なる衝撃が百太郎を襲う。

今泉寮長が皆に告げる。
「実は私や学園に男と偽って入学しこの『男宿』した女が居ると言う未確認情報が入った」
今泉寮長の言葉に寮生は驚く。更に
「その為この鉄田理都さんと天川小路未来さんの二人が二週間の間その女を捜す使命で『男宿』に寝泊まりする事になった」
その言葉に寮生は何故か歓声と落胆の二つに分かれた。

一・二年生は喜んだが光樹と影汰それに百太郎のほか三年生全員が落胆していた。
実は二年前にも同じ事が起こり、何回か寮生の一部が捜す役の女性を襲おうとするが全て直前で今泉に捕まり以後は行方不明のままだ。
三年生はその経験からすぐに一・二年生に教える、すると寮生全員が落胆する。
ちなみにその時の偽った女性は何故か淫乱女になっていったと言う。
『男宿』で襲われる心配がなくなった理都と未来は料理を配り終えると何故か開いていた光樹と影汰のとなりに表情は仕方なく内心は当然の如く座った。


他人のふりをしようとする光樹、影汰。
ただし未来たちは、二人がそんな事をするのが目に見えていたので、横に引っ付く。
あくまでも未来はおしとやかに寄り添い、理都なんて周りの目を気にせず、影汰の肩を引き寄せながら。

明らかに自分の彼氏、ということを見せ付けるような図々しさ。
遠慮なんて二の次らしい。

・・・これには浮かれていた一年、二年もさすがに落胆した・・・

かと思えば、暴れ狂う人間も・・・

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