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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 251

食ってかかる影汰だったが、またもや杖の先で動きを封じられてしまう…。
「師匠が休めと言ったら休むね?修行も加速している分、回復時間も早いよ?」
渾身の力で押し返そうとする影汰だったが、九龍を睨み付けながら結局床に尻をつく…そして、ライフルを抱えたまま眠ってしまった。
「影汰くんて、以外と負けず嫌いだったんだ…。」
と、光樹。
「理都が絡むと、際限ないのよ影汰くんて…。」
華奈美が付け加える。光樹の刀機に対する想いのような、ただの憧れや妄想ではない…伴侶としての意思の強さを感じた。

50分の稽古と10休憩×3…実質、3ヶ月の修行に土日休みを加えた、以外と甘い修行なのだ。
「いつまで寝てる?師匠が起きたら起きるね?」
再び九龍が現れ、杖の先で、ひょいっと影汰をあしらい軽く放り投げた。手負いの獣の様に睨み付ける影汰。
「その目、良くないよ?あの時ついでに殺しておくべきだったか?」
「やってみろ。」
間もなくして、MS(メイドスーツ)に搭乗した、りと…。
「アニメじゃない♪なのヨ!」
…そして、みことも鼻歌まじりに(そのくせ華奈美から目をそむけながら)現れた。


九龍と対峙する影汰。
「かかって来るね。」
ばらららっ!
「お?」
火線をバラ撒く64式ライフル…影汰の姿はない、ワイヤー操作…ライフルとは別の角度から…右手に9mm拳銃、左にライフルから外した銃剣(ナイフ)を構えた影汰が迫る…。
「発想は稚拙、でも着眼は正しいね。」
別方向からの銃撃を躱し、銃剣をあしらう九龍。
「点と点を結べは線になる、線と線を結べば面になり…。」
「うがあぁぁっ!」
「空間を制圧するには…。」
とん…杖の先で影汰を制した。
「まだまだね?」

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