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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 249

「これからアタシが360°全方位攻撃をするからそれを上手く避けて迎撃するのヨ。わかったのヨ?」
「な〜んだ簡単じゃない」
余裕シャクシャクで答える華奈美
「んじゃいくのヨ〜」
ビコーン、っと起動音が聞こえた瞬間
「プログラム名『それはエゴだ』、『滅びるべくして滅びるのだよ』同時発射ぁ!!」
人形から無数の何処かで見たことがある物体が飛び出した
「あぇ・・・。こんなによけられないわよ〜!!」
華奈美の叫びが爆音に消えた



「お〜、派手に始まったな〜」
りと組を見ながらそう言うと光樹に向かった
「さて、俺のところでは『総合的な戦闘訓練』を敢行します」
「総合的?」
「ん、『能力』から格闘に至るまで全てを叩き込みま〜す」
いっえ〜い、とはしゃぐ
「じゃあまず『能力』を見るからなんか具現化してみ」
「はい」
返事と同時に槍を具現化する光樹
「スピードは申し分無し。さすが妄想番長、ただ・・・」
光樹の槍をみことが手にとり力を入れるとグニャッと曲がった
「強度に難有り…っと。もちっと根性みせなさい根性、根っこの性と書いて根性」
「はぁ・・・」
槍を消しみことの言葉に返事をする

「んも〜、そんなんじゃ真奈美に嫌われちゃうぞ〜?あの子強い人が好きだから」
勿論男女の関係ではないのだが
「頑張ります!!根性ぉぉぉ!!!」
「おぉ!!凄い」
今度は強度も万全な槍が具現化する
「うん、まぁギリギリ及第点かな」
そう言い腰に差している二刀のカトラスとピコピコハンマーからピコハンを選び構えた
「戦闘訓練は実戦あるのみ、とりあえず簡単な戦闘の型からね」
「頑張ります!!」
まだ真奈美のことが効いているようだ
「(扱い易い子だこと・・・)」
半分飽きれながら少し笑った

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