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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 247

「いらっしゃ〜い。オヨヨ・・・」
どこかで見たようなポーズを取るみこと
「なんですか?僕達に用って」
「うん、少し君らに強くなって貰おうと思って」
光樹、影太、そして華奈美・・・
「って華奈美!!?」
みことが滅茶苦茶に驚き後ずさる
「なによ、来ちゃ行けなかった?私だって先生に言われなきゃこんなとこ来ないわよ」
みことに向かい悪態をつく
「(ちぃ〜理人のヤツめ〜、今度こそ男の子産ましてやろうかと思ってたけど止めてやる〜)」
理人の望みが多少遠くなりつつあるなかみことが軽く咳払いをした

「んじゃま、それぞれ言いたいことがあるだろうけども」
ぐるりと三人を見渡しビシッと指を指す
「今の君らじゃ『来るべき刻』を乗り越えられそうもないのでチャキッと強くなってもらいま〜す」
そう言いニヤリと笑う
「影太んはあっちの人と、華奈美んはあっちでりとと、んで光樹はここでそれぞれ修行してもらいま〜す」
パチパチパチと一人盛り上がるみこと
「「「えー?」」」
「はいはいはいはい、文句は無し。文句は強くなってからいいなさい。はい散った散った」
シッシッと手を振り追い払われ、二人は渋々それぞれの位置についた



「貴方たしか・・・」
「はいはい、私荒九龍言うアル」
黒眼鏡を押し上げる九龍に影太があからさまな敵意をぶつける
「理都さんを泣かした、と聞いているんですが間違いは?」
「あぁ、あの娘っ子アルか。あれはあっちが勝手に泣いたアルよ」
影太の問にケタケタ笑う
瞬間、影太が西部劇のガンマンよろしく九龍に弾丸の嵐を見舞う
「当たらないアルよ」
流れるような動きで弾丸の嵐を軽く避ける九龍
「え・・・?」
トンッと影太の額を九龍の杖がこづいた
「『鉄砲』の弱点ある」
その言葉が影太の耳に届くか否かの間に影太は足を払われ尻餅をついていた

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