PiPi's World 投稿小説

香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 244
 246
の最後へ

香港国際学園〜第二部〜 246


土下座ェ門くんになりかけた理人…りとから受話器を受け取った。
「もしもし、みことか?」
込み上げる怒りを押さえつつ応対。
『素敵に無敵、華麗に美麗、最強にして最高の大天才…倶利伽羅みこと…参〜上〜!』
既に怒る気も失せた感じの理人。
「もういい、用件…というか『要求』はなんだ?」
断ったとしても、アレコレ弱味をついて無理難題を吹っ掛けて来るのは目に見えていた。
『うん、ぶっちゃけさ?君ん所の原石ふたつ、僕に預けてみない?』
後ろで催眠だか洗脳だかされた、光樹と影汰が惚けていた。

すると理人は何か思い立ったか、
「それじゃ…俺から一つだけ条件を付けて良いか」とみことにふっかける。
『何なのよ…条件んて言うのわ』
「俺のところの女子生徒一人もついでに預かってほしい、そうすれば後は何しても自由にしていい」
『で、その女生徒は誰なのよ〜ん』
「それは今のところ刀機と二人の取り巻き以外の女子生徒としか言えない」
理人が言うと電話の向こうのみことは少しの沈黙の後こう言った。
『わかったわよ〜ん、預かれば後は自由にしていいのねん』
「ああ、男に二言はない」と二人は約束した。
りとはナノマシンを使って三人をみことの元に連れて行った。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す