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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 245

小さな妖精ロボは、渋る2人(特に影汰)を連れて行こうとするが、奴隷ズ&母ライオンが黙っては…。
「ぐ〜…(×6)。」
…黙るどころか爆睡中…いや、彼女らばかりか、1−A全員が思い思いの格好で…ある者は岩場、ある者は砂浜で寝息を立てていた。
影汰は引き金にかけていた指を問答無用で絞ろうとするが…。
「はにゃ?」
殺気立った気配が消え…惚けた様な表情で、撃鉄を戻し銃を納めた…。
「りと!みんなに何しのっ!?」
憤慨する光樹。
「半径20メートル鱗粉型ナノマシンの効果なのヨ。」


誇らしげに説明するりと。
「対象の皮膚呼吸レベルで侵入したナノマシンが睡眠、催眠、麻痺、混乱…その他、コンディション変化なのヨ。」
「どーゆうつも…り…!」
りとの理不尽な行動(みことの命令)に怒鳴りながらも、光樹自身もまた、意識が混濁してゆく…。
「あうぅ〜?」
「うふ…このアタシを300ページ近く放置プレイした罪はA級戦犯なのヨ…。」
…妖精キャラにあるまじき『黒い』笑い…。
…作者様方もお恨み申し上げますなのヨ!貴方の後ろにりてが居るかもしれないなのヨ!…ホーッホッホッホッ…

「…し〜ん…(黙れと言われたからし〜んなのヨ)。」
どこまでもふてぶてしい、りとに血圧全開な理人。
…クールに行こうぜ立花理人?…みことの発明品相手に大人げないぞ?…
どうにか自分に言い聞かせた。
「あ〜…ごぶさただな、用件はなんだい?」
「話を聞きたければ、まず土下座なのヨ?」
…ひく…み・こ・と・くぅん?…
じりり〜ん!じりり〜ん!りとの身体から古めかしい着信音…自分の身長程もある黒電話の受話器を取り出す。
「モシモシなのヨ…あ、マスタ〜?は〜いギンギンに替わりますなのヨ?」

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