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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 240


な〜んだ、以外とマトモじゃん?ど〜せ宝くじ並の確率…と覚悟を決めた光樹たち…。
そこへ巡回の警備員、銀城刹那が現れた。
「おいコラおかま野郎、イジメもたいがいにしとけよ?」
「教育指導を兼ねた…新人歓迎のイベントですわ…。」
やれやれ、と肩を竦める刹那。
「てえか一服盛ったか以前に…そもそもコレは本当に『鮭』か?」
刹那の無神経な一言に生徒達の箸が止まる。
「あ、悪りいな、気にすんな。」
…うわぁ〜最悪だこの人…
「大丈夫よ?もしもの時は刹那さんの奥様…保健室の先生がね?」


更に不安要素が増えた。学園一の名医、銀城玲子の世話になるような事態…そして何が入っている以前に…何でできてるんだ?と。散々不安を煽った上で刹那は『仕事だから』と去って行く。
「どうしよう…俺おかわりしちゃった…。」
「卓上の『のりたま』とかもヤバかったのかなぁ…?」
…最後の晩餐を終え…絞首台に向かう死刑囚の気持ちがよく解った。
『姿勢を正して!合掌!ご馳走様でした!』
間を置いてトレイに浮かび上がる『あたり』。
「あぁ、そうさ…こうなる事は解っていたさ…。」
灰になる光樹。

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