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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 238


影汰は怪訝な顔をする。
『僕が三年前…あの人にスカウトされた時は、継ぎ接ぎのフランケンみたいなオカマさんでしたけど…それと関係が?』
そのへんについても語る鷹獅。
『「あいつら」は五年前のドンパチでバラバラになった身体をニコイチにして…得体の知れねぇ術で蘇った…それが夜な夜な元に戻ってヤンチャしてる…って噂だ今が丁度その周期でな。
…良い子でいないと今泉がくるぞ…ってよ?』
都市伝説なみの話に、眉をひそめる光樹と影汰。
…てゆーか、そもそも…今でも十分『ヤンチャ』なんじゃない?…

『真偽の程はともかく身近な現実問題として…夜は悪党や変態、自称腕自慢の辻斬り辻ガンマン…あぶねー奴等の天下だ。』
鷹獅の説明に首を傾げる二人。
『時間外は自由って、そーゆー事?』
『ここはどこの魔界都市ですか…。』
『…各自の部屋は安全地帯って暗黙の了解…ヤバいと思ったら部屋に帰れ。』
…と小声(『』内)で話していた三人だったが、他の生徒達が食事の列に並ぶ後に続く。
「にしても…随分親切だよね?浅倉さんの命令?」
「テメェは俺がブチのめす…他の奴らにゃ渡さねぇ、それだけさ。」


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