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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 237

臆すことなく、かつ正々堂々名乗りを上げる。
「桜川光樹ですっ!同じく1−Aの…」
…ざわ…ざわ…ざわ…
『妄想番長だ!』
『おうっ!どや?にーちゃん!ウチの組に来んか?』
『おっけぇい!有名人入りまぁす!FUUUUU!』
…ある者はその名に恐れおののき、ヤクザ学生はそれとなくスカウト、ハードゲイは激しく腰を使った…。
自己紹介など要らなかった…本人は気付いていないが…脚色されたゴシップや群衆心理なぞ物ともしない、己自信で見聞きした評価を下す男達の喝采があった…。

「謙遜する事ねーんだぜ…。」
そう言い出したのは、よりによってあの嬉舞羅鷹獅…。
「ここ最近の…テメーの活躍に注目してる野郎共は片手じゃきかねぇ…手駒にしたい奴…首を狙ってる奴…ってな?」
彼は恐らく後者だろう。
「ひとまず安心しろ、俺も『自由時間』以外…さもなきゃ部屋で良い子にしてる奴相手に悪さする気はねぇからよ。」
…今泉先生も指定した時間以外は『自由』と言った。その『自由時間』に部屋から出れば、この男子寮周辺は無法地帯である事を意味していた。
「古き良き学園の姿って奴よ。」

『今泉先生も昔は……まぁ話はこのぐらいにしてそろそろ背中にきおつけて歩けよ』
『今泉先生が今は姉妹がなんらなの力で合体しているが昔は美人と両天秤と姉妹とも3Aの能力者だときいたことあるな?』
『はいあります』光樹は頷き、影太は首をひねっている。
『その今泉先生が三年間の内に半年ぐらい戻ってしまうんだ』

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