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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 235

「ほーっほっほっほっほっ!」
いささか野太い高笑い。
「ようこそ男子寮『男宿』へ!私が寮母さんの今泉ジェロニモですわ…。」
今時有り得ない縦ロール、赤と黒を基調にしたフリフリのゴスロリ衣装の女性?1−B担任、今泉ジェロニモ…。
「ひいぃ?…お…おかまだぁ〜!」
腰を抜かす光樹。
「っせーな…ミンチにすんぞコラ?(地声)」
地声はヤクザだ。


「ね・・・、予想通りだったでしょ?」
「うん・・・。」
今泉先生が『寮母』だったことに落ち込む二人。そんな時でも光樹は、「刀機さんが寮母だったら良かったのに・・・」と、また良からぬ妄想。
処罰もめげずに妄想だけは一人前な所が彼らしいのだが・・・

「オラ、さっさと寮に入れや。おまえらの為に、『特別』な料理を用意しているからな!」

ジェロニモの声が、光樹を天国から地獄へと叩き落とす・・・。
どこからか携帯しているマシンガンを構え、二人をさっさと入らそうとしている姿は、まるで刑務所の獄吏と同じみたいだ・・・。

ランボーみたくM60汎用機銃を構えながら(どっから出したんだ?)食堂へ追い立てる…。
そこには学園中の不良共、あるいは武道馬鹿…はたまた女癖の悪そうなイケメン…問題児然とした野郎共が集っていた…1−Bの嬉舞羅鷹獅以下おろち子分A〜Eも例外ではない。
「0600〜2200(土日休日0700〜2300)の学業時間以外は私の『指揮下』で動いていただきます。あとは自由時間…。」
…うわぁ…指揮下って言い切っちゃったよこの人…
軍隊か刑務所の真似事でもしないと、社会復帰出来ない連中…という事か。

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