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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 230


さして興味もないようにまた欠伸をする
「彼は彼なりの思惑があるようだけどそれもはっきりした訳じゃないし、僕達は僕達のやるべきことをするしかないんじゃないかい?」
バシッと両膝を叩き立ち上がる
「・・・わかりました。では今まで集めた情報を元に作戦を組上げます」
ん〜・・・と伸びをしている珠久に芽衣子が言う
「うん、頼りにしているよ。芽衣子君」
「はい、委員長」
そう言うと珠久の後ろに着き屋上を後にした



翌朝
宿舎にある食堂は生徒達が居るにも関わらずし〜んと静まりかえっていた。
A組のみんなは試合の終了後、立花先生に二時間にわたり厳しい指導を言われ、更に海岸で長時間にわたり走り込みされ心も体も疲れてしまい朝まで疲れが残っていた。
しかしそれ以上にC組がA組以上に落ち込んでいた。
あの試合中A組以上に歓声を浴びていたC組だが、一夜明けると世間は180度違う評価をしていた。
『悪き暴動を先導するC組…』
学園内の報道は全て試合後に起こった出来事に埋め尽された。

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