香港国際学園〜第二部〜 226
天地が地面に叩き付けられ倒れたその瞬間、光樹は両膝を付いた、そして倒れそうになったが槍の柄が支えになって膝から再び立ち上がった。
しかし光樹に、もはや身体をこれ以上動かす体力はもうなかった。
もし天地が起き上がってちょっとした攻撃をしたら光樹はKO必死の状態だった。
スタジアムに居る人々全てが天地の状態に注目していた。
天地に対してのカウントが始まった。
1…2…3…
天地はまだ起き上がれない。
4…5…6…7…
ようやく天地が動き始めるがまだ立ち上がらない。
8…9…そして10…
天地は立ち上がった。そして天地は光樹に向かった。
天地は立ち上がりはしたがそこで力尽き立ったまま気絶していた。