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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 225

必殺の一撃を目の当たりに覚悟を決めたか?自ら構えを解く光樹。しかも余裕の笑みさえ浮かべている…。
「…よくよく考えれば、ダメージ判定なんて気にする必要はない…そんなん食らったら一撃K.O間違いなし…。」
ハッタリとは思えぬ光樹にたじろぐ天地…。
…捨て身の勝負に出るつもりか?それとも…どう来る?…
「逃げるんだょォォォ!」
くるりと踵を返しダッシュする光樹。
『ガボーン!』
その場にいた全員が愕然となった。
「待ってよ!男の勝負は?」
「うるせーっ!逃げながら考えてんだよっ!」

「待ってよう?桜川くぅん!」
「うふふ…捕まえてごらーん?」
殺伐とした私闘スタジアムでメルヘンな追っかけっこ…?

…1−Aベンチ…
「なんか…本っ当ぅぉ〜に『遠くに行っちまうみたい』ですわウチの人…。」
怒る気力も失せたのか、二日目は重いの』的ローテンション…すみっこで体育座りしてる未来(灰色)…理都は、なんかもう、そりゃあ必死で(笑)なだめる。
「えーと…ホラ、きっと作戦みてーの?アイツなりに考えがあるんだよ!なあ、みんな?」
理都が奴隷ズを振り返ると…軒並み体育座り…。


理都の予想どうり光樹はただ逃げてる訳ではなかった。
実は光樹の行動は今の天地が抱える唯一のウィークポイントに攻撃出来る位置とタイミングを見計らっていた。
しかし光樹の体力は限界に近付きつつあった。
そして足が縺れて光樹が尻餅をついた。
「桜川くん、これで終わりです」
天地が光樹に近付くと上から木刀を振り落とす。
その瞬間、光樹の眼が鋭く光った。
光樹は最後の力をふり絞って槍の柄で天地の両手首を叩き木刀を叩き落とすと、さらに槍を振り回し天地のみぞうちに叩きそのまま身体を持ち上げるとそのまま背中から叩き落とした。

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