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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 23

『なんで…なんで…僕はこんな風になる為に入学したんじゃない!
たたみんなと楽しくいたいのに…したいのに…いのに……』


「したい…の…に…」
「何がしたいんだ桜川。」
ここは教室の中、それも入学の日だった。
「えぇ、た、立花先生…」
「おまえ、入学そうそう俺の前で居眠りだなんて、いい度胸だな。」
理人がそう言うと、クラス全員大笑いしていて、光樹は恥ずかしくて穴に入りたい思いだった。


「あ・・・れ?僕は確かスタジアムで・・・・」
「お前覚えてないのか?ま、刀機のビンタ喰らえば、記憶も飛ぶわな。今回は許してやるけど、次からはチョークがランディ・ジョンソンも真っ青なスピードで飛ぶからな」
そう言って、理人は黒板の前へと戻っていった。
「大丈夫か?」
「うん、なんか嫌な夢見たけどね。ありがとう、流くん」
『先生が言ってた事を信じてみよう。夢みたいな思いはしたくないし、先生嘘つけなそうだし』
気を取り直して、光樹は理人の言葉に耳を傾けるのだった。


放課後・・・・

りとが持ってきたみこと特製電子手帳『クリカライザー』を見るため、光樹の周りには流、丈次、ひじり、陣、未来、理都、菜乃花皐月、そして刀機(断ったのだが理都と未来と皐月に強引に引き込まれた)が集まっていた。
クラスメイトの中には光樹が起こした騒動を快く思ってない人もいたので全員集まらなかったが、それでも半数近くが来てくれたことに光樹は嬉しかった。

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