香港国際学園〜第二部〜 22
しかしそれが更なるスイッチだったとは皆は知らなかった。
なんと光樹と水素爆弾が一体化してしまった事を。
なぜ一体化したかは謎である。
そして光樹が否定した『私闘』が爆発するキーワードだった。
それは神様が光樹や学園全体にかせられた宿題のようだった。…
そして学園は平穏になった、しかし『歩く核兵器』となった光樹が私闘そのものを否定した以上、私闘そのものを変えなざろうえない状況となった。
そして光樹も変わった…それは正に『生きる屍』のようだった。
覇気がなく、目は虚ろ、話しかけても頷くだけ。
しかし『私闘』に係わる全ての単語を聞くと身体全体が発光する。
(それで皆は『光樹=水素爆弾』と分かったが…)
そしてそれを止める方法が刀機のキスだけだった。
私闘の変更、それは学園の存在意義そのものを変更を意味していた。