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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 205


…試合再開…
吹雪桜に対する、光樹と雪菜…多少回復したとはいえ十全とはいえない。
「ホラホラどーした妄想番長!二人がかりでその程度かい!」
ダメージの残る光樹、残弾の少ない雪菜は防戦一方…鋼鉄の拳を唸らせる桜の前にゆらり、と現れた人影…。
『身の丈2メートルは有ろうかと言う大女!(ば〜ん)
筋肉はゴリラ!牙はサメ!燃える瞳は原始の炎!(ど〜ん)
人呼んで、バイオレンス…』
「おいコラ未来、変なナレーション入れんじゃねぇ。初めて読んだ奴が誤解するだろ!」
剛剣担いだ鉄田理都…。

身長176cm体重63kg、トップアスリートを思わせる筋肉質な肢体…。
「新手かっ!」
叫ぶなり鋼鉄の足刀を見舞う桜。
「おぁあっ!」
獣の咆哮と共に、フルスイングで迎え打つ理都。
ぎぃいいいん!
鋼の打ち合う火花と共に、理都の剣が折れ飛んだ…。
「力任せのナマクラでアタシが斬れると思ったか!」
…いや、効いてる?…
光樹は悟った。刃も弾も通さぬ鋼鉄化能力…しかし質量と衝撃は防げない様子、桜は蹴り足を庇っていた。理都も気付いたらしい…操砂能力で拳を固める。砂の喧嘩ギプスだ。

「あん?吠えてる割に…足にキテるぜ?ちぃ〜び!」
…ぷちん…
こめかみを引きつらせ鋼の拳を構える桜。
「こーゆーのって…大抵、無駄にデカい奴が負けるのが相場よね?ゴリ女!」
…ぷちん…
「あ…このパターンはもしかして…?」
1−B戦でも、こーゆーのあったなぁ…と光樹。理都と桜は互いの襟首を引っ掴む。
「オラオラオラオラ…オラァ!」×2
壮絶などつき合い…光樹も雷も絶句していた…。

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