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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 203

唖然となる(当たり前だ)1−A。
「しっかりせい!みんな貴様の号令を待っているのだ!」
…どうだ皐月!…
そして、やたら誇らしげに豪傑笑いをかます刀機。
…普通の女の子は…そんな事しません…
刀機の余りの豪快ぶりに頭を抱える皐月…てゆーか光樹の顔色が怪しくなってきた。
「はなして…つぶれる…。」
理都はおじやを掻き込みながら…
「(違うって!先っぽだって!)」
…と主張する。
「刀機さんズル〜い(奴隷ズ)!」
奴隷ズ5人がかりで引き離し事無きをえた。
「…危なかった…。」

「うむ・・・、刀機真奈美もウブなところがあったとは、新たな発見だ・・・」
流が感心したように言う。
「いや、それはツッコミ所が違うと思うし・・・」
呆れたように、皐月が言う。

当の光樹はと言うと、悶絶状態からようやく復帰したかと思えば、閃光弾でやられたサラ、雪菜、量子を除く2人の奪い合いに巻き込まれ、逃げ道を作ろうと考えていた・・・。

気を取り直して、光樹を横目で見ながら刀機は皆に言い渡す。

「前日のミーティングでも説明したが…1−Cの基礎的な一人一人の純粋な戦闘能力はあまり高くない。」
ここまでの戦闘の映像を大型モニターに映す。改めて見れば、予備動作の大きい攻撃が目立つ…。
「にもかかわらず、エリアの70%近くが制圧されている…貞盛雷が、情報系の能力者で尚且つ、優秀な指揮官である…という事だ。」
刀機のイタい指摘にしょぼ〜ん、となる光樹(セピア色)。
「更に神樹天地、彼のカリスマ性は絶大だ…男女問わずクラスメイトからの支持は絶大…彼自身の能力もかなりの高ランクだ。」

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