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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 200


「よし、桜はあの弱り果てた桜川にとどめを刺せ!もちろんその後、総長の突貫と魔女の爆撃で突破口を開け!
そうしないと、我等がプリンスは救えないぞ!」

雷は意を決したように眼を見張り、叫んだ。
壇上にいるように、ただリーダーとして。
周りから、「天地君は私が!」との、好感度アップの為だけに、メンバー入りを志願する無謀な女多数。

そんな女達を『醜いな・・・』と、軽蔑の目で見下ろしながら、雷は最後の司令を下す。

「プリンスは・・・梅、あなたが軟体化の能力で救え。今ならたやすいはずだ。」

桜の鋼鉄の手刀、足刀に防戦一方の光樹、一歩下がって雪菜に任せる。サラは魔女(山田さん)狙撃に向かわせた。
…刺し違えてでも倒したいのが本音だったが、最後まで指揮を執らねばならない責任がある。
「梅っ!総長か山田と合流して天地くんをっ!」
桜が雪菜の銃弾を弾きながら叫ぶ。
「…わかりました…無理はしないで!」

1−A人質エリア付近…。
上空からの銃撃(爆弾は使い切った)に曝される金大地…量子の支援どころではなかった。量子はモグラ叩きの様に地面に潜り、総長の根性バットを凌いでいた。

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