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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 195

コーヒーを一口啜り捲し立てる雷。
「よし!桜は梅に援護させろ!
魔女(山田さん)は高度を取って上空待機!
総長は1−Aのタイム中にタイヤ交換!10分で済ませろ!」
雷はコーヒーを飲み干し、更に続ける。
「よしっ、モビル〇ーツ発進急げっ!」
「え…えーと?」
きょとん、となるマネージャーA。
構わず続ける雷。
「左舷、弾幕薄いぞ!なにやってんの!」
「あの〜…。」
あまりにノリノリな雷にやれやれ、なマネージャーA、Bと卯堂くん。しかし雷の表情に諦めの色はなかった…。


「ここはいつから、戦艦のブリッジになったんだよ・・・。」
霧子は呟く。
ただし、諦めた目ではない。雷を始め、総長、吹雪姉弟、更にはリタイアしたはずの霧子たち狼牙三姉妹、そしてこの場にも出ていないC組の陣営全体が、前を見つめている。

「まあ、王子様を助けに最後の気合い、入れようか、アタシ達も!」

霧子の声により、C組の面々は円陣を組む。

…試合再開…

十分な弾薬補給と一応の回復を済ませた1−A…影汰との交替は金大地…。
「加速装置!きゅぴーん!」
吹き荒ぶ風が良く似合う感じの猛ダッシュで後方に戻り、量子の支援…人質防衛に向かった。
前線には光樹、サラ、雪菜が残る…3対3の戦い…しかし、トリモチでもがいている桜…高度を取って弱気な射撃、爆撃しか出来ない手負いの魔女(山田さん)…十全なのは梅だけだ。後方に残っている奴が向かって来る様子もない。
「のありゃあ!」
重武装な雪菜(強襲型?)が2挺グレネードをブッ放す。

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