PiPi's World 投稿小説

香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 185
 187
の最後へ

香港国際学園〜第二部〜 187

止めに入る華奈美を銃口で制する。
「ここは香港国際学園!地獄の釜の吹き溜まり!
ハミダシ者の最後の楽園!ソレが私闘スタジアム!」
そこへおずおずと物申す大地。
「センセが、めっさラッパーなのはごっつ理解した…。」
しきっ!
「シャラップ!」
撃鉄を起こす音無。
「ファックなハートぶつける相手!クラスメイト?ファッキンガイ?
ファック『暴力』!人を惑わす禁断の果実!」
大海を分つ聖人のごときその姿。
「暴力、ファックしろ!試合、レ〇プしろ!」
警備員がなだれ込み音無を連行。


…グラウンドで呆然となる光樹…
「音無くん…だよね…今の…。」
理屈も何ないソウルの叫び。
「フ…何言ってんだかさっぱり…。」
鼻で笑う雪菜…だが心意気だけは十二分に届いた。
「ライフルの残弾なし、銃剣…異常なし。9mm拳銃十発…これでどうしろと?」
やれやれ…と、どこか満足気に手持ちの武器を確かめる影汰。
そんな彼らの前に1−Cの虎の子が姿を現す。
光樹は一度、皆を振り返り気合い一発…。
「1−A〜っ…ブッ殺!」
「サー・イエス・サー!」×4



1−Aの雄叫びが上がり、各自が持ち場に戻る。皆のその眼には希望の光りが宿っていた。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す