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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 184


串刺しになる紫音。共倒れだけでも防がねばと逃走する釈子。満身創痍でライフルにすがっている、手負いの影汰だけでも仕留めるべく疾走した。
「影汰くん!起きろぉ!」
光樹の叫びに、よたよたと立ち上がる。
「この死に損ないがぁ!」
影汰の止めを刺しにかかる釈子。
「…速いだけ…素人さんですね…?」
ガンスリンガー能力、銃剣格闘モード…霧子の時の様な偶然はなかった。カウンターの直突が装甲ブラをも貫き、K.O。
「帰って良いですか?」
「理都ちゃんに言い付けるぞ?」
「ごめんなさい。」

どうにか狼牙三姉妹を打ち破った光樹達の脇を掠める一台のスクーター…1−C『総長』の改造べスパ…なりふり構わず人質奪還に向かう気だ。
「量子ちゃんっ!」
『了解っ!』
光樹がそれを予測して物質透過で地面を潜らせ、後方に配置していた量子。
地面から半身を出し、ダーティーハリーのごとくニュー南部リボルバーを構えていた…。
ぱんっ!
僥倖、一撃で前輪を打ち抜き転倒…かに見えた。
「喧嘩上等ぉ!」

…気合と共にバイクが変形?甲冑のごとく身に纏う総長。
「嘘ぉ?」
「夜露死苦ぅ!」

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