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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 183

「こいつらは三人で十分だ。」
『了解!いくよ爆神我(ぶぉんぼぼ)!』
爆音とクラクションを響かせながら…何かが迫って来る。
「貴様ら烏合の衆、私達の連携…。」
霧子が大見栄を切ろうと構え…ポロリ。控え目な膨みに桜の蕾。
「!」
カメラ小僧のシャッターよりも早く釈子が遮り、紫音が上着を寄越す…確かに見事な連携でカバーした。
「…私に恥をかかせて…タダで帰れると思うな…!」
ぎゅいいいん!
戦意の有無などお構いなし、ここは戦場…影汰が一瞬にして吹き飛んだ。
「まず一人。」

迫る狼牙三姉妹、光樹は自在槍を具現化させて叫ぶ。
「量子はあっちを止めて!……ここはサラと僕で止めるから、雪菜は援護!」
「はいっ!」×3
光樹の言葉に忠実な○ックス奴隷ズは答えて動く。
量子は地面に潜り、サラは『光樹……サラに力ヲ……』と言いながら丸薬を口に含む。
そして具現化させるジャイアントモール(長い棒の先にトゲトゲボールが付いた武器。見た目も威力も凶悪!)、光樹の具現化能力をプラシーボでコピーしたものだ。
……因みに、サラは丸薬を作る間、コピーする相手に身体を触れてもらわなければいけないのだが……光樹のコピーの時は、光樹の奇根に貫かれながら作った本当にとっては愛の結晶の自信の一作である。

そして、光樹とサラの肩に雪菜が手を置くと、光樹とサラの身体が光り輝く。
ダッシュしてくる狼牙三姉妹を前に雪菜は転がりながらグレネードを発射……勿論当たるなんて思っていない。
「当たるかぁー……?!!」
立ち上る煙をかき分けて突っ込む狼牙三姉妹だが、光樹の姿を見失っていた。
「霧子、上よっ!!」
三姉妹の一人、紫音が叫んだが間に合わない。
上から振ってきた光樹が霧子を踏みつけたのだ。


「踏み台にっ……されたっ!!……」
よろめく霧子、サイドステップで横に避けていたサラが凄い勢いでよろめく霧子に突っ込んでくる。
光り輝くサラのスピードは、狼牙三姉妹のスピードを凌駕していた。
「オシオキデス!」
無慈悲な鉄球が霧子の側頭部を襲い、なすすべも無く吹き飛ばされる霧子……誰の目にもKOは明らかだった。
そして、霧子を踏み台にした光樹は、その勢いで残る2人に迫る。
「くっ、界○拳かっ!」
紫音はとっさに構えるが、間に合わない。光樹の自在槍が降ってくる。

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