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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 19

「『嘘ぉ』じゃないのヨ」「へ?」
光樹の耳元で女の子の声がした。が、辺りを見回してもそれらしい子は見当たらない。
「此処にいるのヨ」
目の前に手の平サイズの妖精が現れた。
「き、君は…?」
「私はりと。貴方が開けた赤い箱の中に相手の能力がわかる手帳『クリカライザー』と一緒に居たロボットなのヨ」

「貴方がみこと様の赤い箱か青い箱のどちらかだけ開けてって言ったのを守らなかったからこんなコトになったのヨ」
「こんなことって…?」

と言った所である事に気付いた。
「でも学園自体は平和だが『私闘』と言う名の下らない争いが毎日起こっている。
僕はそんな戦いを刀機ちゃん達にさせたくない!
それにあの映像には『どちらかを選べ』とは一言も言ってない。
だから両方を選んだ、文句を言うならその映像の人に言え!」
と光樹は逆切れをしたが、確かに『どちらか選べ』とはあの映像には一言も言ってなかった。

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