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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 174


「ふざけるなぁ!」
事態を重く見た狼牙三姉妹、9mm機関拳銃を構えたが…。
たたたたたたんっ!
影汰の二挺拳銃から放たれた粘着弾が銃口と薬室をべっとり固める。
「光樹くんは、口も下半身も軽い人ですけど(ファック!)…男の子として、番長さん見捨てる訳にはいきませんし?試合前の揉め事はどうかと思います。」
理都もまた、剣と呼ぶには余りにデカくて大雑把な鉄塊を担いで現れた。
「文句があるなら試合でな?」
先ほどまで仁義なき戦いを繰り広げていたとは思えぬ結束力…1−A最大の武器だ。

一時はどうなるかと危惧したが、ふむ、と唸る刀機。
…雨を降らせ地を固めたか…やるではないか桜川光樹?…
…でもって肝心の当事者二名は…防災訓練よろしくテーブルの下に隠れていた。
「…光樹くん…お互い苦労しそうだね…狂信的なファンを持つと…。」
「あぁ…ありがとう…わかってくれるのは(ちょっと違うけど)君だけだ…。」
立場は違えど奇妙な巡り合わせに共感する二人…であった。
「出てきなよ!色男×2!」
「大丈夫みたいです。」
吹雪桜と梅だ。流石にヤバいと感じて二人を隠れさせたのだ。

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