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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 170


繋がったまま寄り添う未来は、光樹の寝顔を眺めながら余韻に浸っていた。
ベットの周囲で屍のように眠る4人の少女…
本来なら浮気なのだが、未来は全く腹も立たなかった。
光樹の奇根を受け入れた女の子は皆、光樹無しで生きれなくなる。
未来もまた、この天性のスケコマシの虜になっていた。
……わたくし、光樹の所有物になったのですね………
そう考えただけで、背筋に電流が流れるような甘美な快感が走った。
……もう、わたくしは光樹だけのモノですから……永遠に可愛がって下さい……
未来はこの愛すべきスケコマシに頬を寄せると、自分も眠りについたのだ。


翌朝の食堂。
テーブルにつき困惑顔の光樹がいた。
光樹と同じテーブルについたのは、未来、雪菜、サラ、羽音、量子…
先ほど光樹の隣争いをして、未来が恐ろしい笑顔で左側をゲットし、残り一枠を争ってる間隙を突いてサラが右側にちゃっかりと座っていた。
左右の2人は光樹に身体をこれでもかと擦り付け、残る3人も光樹にラブラブ光線を発射している。
光樹は一晩で、5人の女の子に熱烈に愛されるハーレムの主になった訳だが………当の本人は些か困惑顔である。


ふにゅう〜…と軽くヘコんでる光樹の肩をぽふぽふ叩く刀機。
「うむ!英雄色を好むとはよく言った物だ!今日の試合も頼むぞ光樹!」
…あぁっ!刀機さんが遠ざかってゆくぅ?…
何だかんだで今日の試合は、1−A女性陣+光樹が今回のスタメン…。
「やり辛いよなぁ〜?」
誰ともなしに小声でボヤく光樹に…。
「自業自得です(ファッ〇)。」
と、通り掛かり(副音声付きで)ツッ込む辺里影汰。
「影汰くんはいいよ…理都ちゃんの相手だけで…。」
ちきっ!抜く手も見せず脇腹に突き付けられた拳銃(実弾)。

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