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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 165


未来は相当名残惜しそうに光樹と唇を重ねる。
これでもかと言う程舌を絡め、ようやく息苦しくなり離す。
「続きは後でね……」
そう言うと未来は妖艶かつ淫靡な表情から、清楚なお嬢様の顔になり、手早く着替えると部屋から出て行ったのだ。

呆然と見送る光樹は裸のまま、欲求不満の股間はまだ大きいままだった。
ふうっ、と溜息をついてベットに身を投げ出す光樹……
そして、ベランダのダンボールから這い出したサラが、割れた窓を開き部屋に入る。
そして、まだ余韻に浸り気づかぬ光樹に跨るようにして、まだ発展途上の小さな身体を擦り付け、唇に吸いついたのだ。

状況が解らず混乱し、それが誰か解って更に混乱する光樹。
欲情に潤んだ目をするサラ……蝶が花蜜に集まるように、光樹と未来の性行為に当てられ行動に移してしまったのだった。
「サラ、ずる〜い!」
「あたしもぉ〜」
サラの行動が羽音と量子に火を付け、サラに負けじと光樹に駆け寄り身体を押し付ける。
光樹は訳が解らず戸惑うが、3人は構わず身体を押し付け、唇に吸い付く。
光樹と未来の淫気に当てられ発情した友人達を戸惑いながらも羨ましいそうに雪菜は見ている。


しかし、流石に我慢できず……雪菜も輪に加わったのだ。


一方、名残惜しさを隠しながら未来はスタジアムの観客席に行く。
「お待たせしました……」
「遅い!……C組とD組は終わったぞ……これから残りの組のデータを取ってミーティングをする」
「はい、申し訳ありません……」
少々怒り気味の刀機に謝る未来……先程の情事の余韻はその顔には無い。
椅子に座ると、すぐにノートパソコンを開いて作業を始める。
予知能力を使わなくても、未来の事務能力は抜群であった。




……全ての試合が終わったのは17時前。
そこからデータの整理と作戦ミーティング……未来が解放されたのは22時過ぎ。少々の疲労感を漂わせながら未来の向かった先は、光樹の部屋だった。
部屋の前に立つと、手慣れた手つきで合い鍵を使って中に入る。
入った瞬間……むせかえるような臭気が未来を迎えた。

勿論、これは未来のよく知る臭い、男と女のセックスの臭いだ。
見渡せば、浅黒い肌にまだ未発達の身体、何度となく突かれた秘部からは大量の白濁液を滴らせながら、床に転がっているのはサラである。その横には白い肌のぽっちゃりとしたボインちゃん、同じく何度となく突かれ、秘部を白濁液まみれにするのは量子……2人共満足しきった表情で気を失っていた。
ベットの端で床に座り込み、突っ伏しているのは雪菜、彼女も光樹とのセックスで昇天しきったようだ。
ベットの上では仰向けになった羽音。さっきまでヤられていたようであるが、白目を剥いて気絶し均整の取れた美しい身体をだらしなく晒していた。

凄まじく激しいセックスで女の子達を昇天させた当の光樹は……ベットの上で座り、ボーっと天井を見つめていたのだ。

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