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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 161

おかま神拳炸裂、充規はキマった表情のまま、首を不自然な方向に捩じ曲がらせる…おめでとう『怪我人』から『瀕死の重傷』に二階級特進だ。
「ごきげんよう〜。」
今泉はそのまま充規を医務室(だといいね?)へ引きずってゆく。
刀機は大きな溜め息をついた後、芽衣子に向き直ったが、そこに彼女の姿はない…。
「狐め。」
試合の方は早くも大詰め、皐月と華奈美がビデオ撮影してくれているのだが…。
「未来はまだか?」

…寮内…
特殊部隊の様に侵攻する段ボール四つ。
「すねーくっ!」
叫ぶ雪菜。

「雪菜…段ボールは止そう?」
かえって目立つ偽装…段ボールから這い出る西川羽音、賀集量子、サラ・ターム。
「ま…まぁ人ひとり(未来)連れ戻すには不要だよね?」
最後に綾瀬雪菜が偽装を解く。
「フゥ〜ン?」
ニマっと雪菜を覗き込むサラ。
「な…何よ!」
「ノ・ゾ・キ。」
きゃあ〜と黄色い声を上げる雪菜以外三人、小声で猥談再開…。
「理都は早かったよね。(羽音)」
「エイタ、早〇にてソーローですカァ?(サラ)」
「甘いわね…お昼は軽めに済ませて…お楽しみは…夜!(量子)」

こほん、雪菜は咳払い一つ、普段通りのクールな態度に戻る。
「確かに、私達は刀機さんに『未来を連れて来る』というミッションを命じられた訳だけど…十中八九!光樹と・・・な最中の未来をどうしろと?流石の刀機さんも二人の愛の営みを…(以下略)。」
熱弁する雪菜に対し実も蓋もないサラ。
「つまりノ・ゾ・キ…ですネ?(ニヤリ)」
「・・・。」

…幸い?光樹の隣りは雪菜の部屋…ベランダ伝いに移動、カーテンの隙間から…。
「じぃ〜…。」×4

ベッドに横たわる光樹が、未来と話していた。

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