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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 160


「ば、馬鹿ですか……。そういう、物をはっきり言うところも素敵だ……」
怯む所か、更に刀機への想いが強まる充規。何処かにトリップしている……。
「何故、私に付きまとう?」
額に手を当てながら、聞きたく無さそ〜に、刀機は言った。
「もちろん、僕と刀機さんの間には『運命の赤い糸』があるからですよ!!」
古臭い事を言うと、充規は刀機の手を取り、具現化した赤い糸を小指に結び、片方を自分の小指に結んだ。
「ほらね!!」
「…………」
無言で刀機は鋏を具現化し………
パチンッ!!
「これで縁は切れたな」
見事に赤い糸を切った。

充規はしばし考えた(CPUフル稼働)後、刀機の隣りに腰掛ける。
「お褒めにあつかり、大変光栄。まぁ色々語ろ?
しかし完敗だよ…流石は刀機さんの指揮みたいな?歌はいいね…何とかが生み出したプロトカルチャーって奴?」
口から先に生まれたようにペラペラと…刀機はこめかみを引きつらせている。
「ダメよっ!安静にしてないと…。」
どこから現れたのか今泉ジェロニモ。
「この鳳 充規!刀機さんの為ならたとえこの身が…。」
「寝とけってんだらァ?ゴルァ!(地声)」
どげしっ!
「ぷぎゅる?」

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