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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 158



その時、試合に集中していた理人が、周囲を見渡してある事に気づく。
「……本物の天川小路と桜川はどうした?」
未来のモノマネをする羽音に理人は尋ねる。
「光樹くん、気絶したから……保健室じゃないんですか?」
「いや、保健室には来てないぜ……さっきまでいたからな」
美夏を保健室に運び、再び2人で帰ってきたジョーが答える。
「じゃあ寮なのかな?……先生、見てきますね」
そう言って席を立ったのは、綾瀬雪菜。連れ立って賀集量子、西川羽音、サラ・タームが立ち上がる。
「まあいい……光樹は暫く動けんだろうから、未来だけでも声をかけてくれ」
刀機はそう4人に声をかけて、再び試合の方に目をやったのだ。



「お隣、よろしいでしょうか」
座っている刀機に眼鏡をかけ書類を抱いた女性が話しかけてきた
「ん?あぁ、どうぞ」
「ありがとうございます」
一言礼を言い刀機の隣に腰掛けた
「ふふっ」
隣に腰掛けた女性が刀機の顔を眺め口元を緩めた
「なんだ?」
「いえ、すみません。あの一年最弱ともくされていたクラスを率いた方がこのように可愛らしい方だとは思いもしなかったもので・・・」
そう言った女性を刀機が睨む
「すみません、私1-Fで副委員長を務めます『吉原芽衣子』と申します。委員長西珠久の言いつけで闘技場でデータを収集しておりましたら貴方がいたもので・・・」

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