香港国際学園〜第二部〜 152
「両チームが配置に付き、総力戦が行われようとしていますっ!どーでしょうっ!解説の嬉舞羅さんっ?」
くねくねと、なんかをしごいたりしゃぶったりするような手付きでマイクに指を絡ませる嬉舞羅ぬえ。
「欲しいの…熱くって…濃いの…。」
突然のサービスカットに観客席の野郎共は総立ち。
「あ…あの、嬉舞羅さんっ!?」
挙動不信に戸惑う太郎。
「何勘違いしてんのボクゥ?忙しい中来てやってんだから茶くらい出しな?『熱くって濃いの』」
観客席は爆笑に包まれた。
「・・・。」
…試合再開…
1−B先鋒は辻浦ひかり。偽梨花二体を1−A本隊に当たらせ…攪乱の為に自身の偽者を量産、まんまと包囲をすり抜け…梨花達も警戒しつつ前進。
…手負いのデカ女から!…
ひかりは流の方に影武者の生き残りを向かわせ、本体は理都に迫り剣を交えた。
「はぁい!デカ女さん?」
…かっちーん…
「うるせぇチビ!」
…かっちーん…
「何よ?アンタの体重、影汰くん何人分?Hの時大変ねぇ?(怒)」
「おぅおぅ?口が減らねーな発育不良の性悪ロリータ!(怒)」
壮絶な悪口バトルに唖然、となる水嶋流…。