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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 142


控室でほくそ笑む刀機。
…強引に侵攻してから交替…陣地まで強行突破する気だな…フ…随分作戦が粗くなってきたではないか朝倉おろち?…
「理都さん突破されました…ダメージは軽微!多分、今日四郎(1−Bマネージャー)の千里眼で手薄な所を…!」
未来が叫ぶ。彼女は今日四郎(犬扱い)に、あくまで試合中はフェアに…という『命令』を下していた。
「よし、陣形を変更!光樹を最終防衛ラインに配置しろ!他は作戦通りだ!」
刀機の指示が伝達される…。

1−A陣地まで数mの地点…桜川光樹が駆付けていた。

程無くして現れた名も無き鉄砲玉子分C。
「うぅ…はぁ…。」
手薄な所を攻めたとはいえ全弾撃ち尽くし、長ドスは折れ曲がり…満身創痍、力無く膝をついた。
「何で…そこまでするんだよ…?」
光樹の中で私闘に対する疑問がふつふつと沸き起こる。
「チンピラなりに…背負ってるモンがあるからよ…?」
力無く笑う子分Cは、眠った様に動かなくなった…砂塵の中、光樹の慟哭が木霊する…。
『タイム!』
1−B最後のタイム宣言…。
「担架だっ!急げ!」
慌ただしく駆け回る1−B、当然子分Cは交替だ。

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