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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 141

「新手のスタ〇ド使いか?」(←違います)
八卦…とかいう能力の使い手だ。
「呼吸が乱れてるねぇ、疲れてるでしょ〜?能力発動したまんまのフルスイング…。」
昴は疲労で鈍った理都に掌打を放つ…ぽす…重みのない一打を左手で軽く受ける理都。
「片手で十分!」
このまま捻り潰してやる、と掴んだ掌に握力を…。
『理都!離れろ!』
インカムごし刀機の一喝。
「!?」
左手から流れ込む違和感に慌てて放すが時既に遅し、感覚が無くなり肩からだらん、と下がった。
「鉄田!」
流が水弾で援護する。

…八卦…氣の流れを操り、身体機能を狂わせる…刀機の警告がなければ片腕では済まなかった…。
『鉄田!戦闘は控えて砂嵐の維持に努めろ!』
歯噛みしながら後退する理都。
「了解…気をつけろ流、コイツ北斗神〇使うぞ!(←違います)」
「わかった、任せろ!(…今時の女子高生が北〇神拳って…)」
実質1−Aの戦力は三人だけとなってしまったが、それでも刀機は二回目のタイムをかけない。
…1−B…まだ戦力を残しているな…確か鳳充規(オオトリ ミツキ)とかいったか…高ランクの具現化能力者だな…


引きずり出すまでまだかかりそうだ。今は眼前の敵を凌ぎ機を待つ…そこに水嶋流が対峙していた。
…触れただけで戦闘力を削られる…慎重に構える流をよそに、白壁昴は隙をついて倒れた子分Cに駆け寄る。
「ドクター…頼む…。」
昴は懇願する子分Cに氣を送り込む…すると、実戦なら瀕死の重傷である筈の子分Cがよろめきながらも立ち上がるではないか?
「無理しないでね〜?」
「交替まで持ちゃあ十分…!」
この場を昴に任せ、1−A陣地に向かう子分C。長ドスとトカレフ拳銃をひっさげ砂塵を駆け抜けた…。

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