PiPi's World 投稿小説

香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 13
 15
の最後へ

香港国際学園〜第二部〜 15

光樹は考えた。
“確かに学園は平和だけど僕は刀機ちゃんを守る力がほしい。だから僕は…”
と光樹は両方の箱を開けた。

「こ、これは・・・!?」
光樹の記憶はまたそこで途切れた。

一方スタジアムでは、尚も愛甲と御津の激闘もとい、メロンパンの優先権争奪戦が繰り広げられていた。
『あぁっと、アイパー愛甲の右ストレートが外れたぁ!!御津のチャア〜ンス!!!』
だが・・・・つきつけれた銃からトドメがでない。
何故なら・・・・
『な、なんだこれは〜!!??いきなり巨大ロボットが地面をブチ割って大魔神の如く現れたぞ!!愛甲も御津も驚いて戦闘中止!私もどう実況したらいいか分かりません!』
と言いつつ、しっかり実況している太郎。

地面を割ってでて来たロボットはいわゆる『メイド少女』の姿をしていたが、ドームの天井を突き破るくらいデカければ、それはもう不気味でしか無かった。
そして、メイドロボのエプロンのポケットには気を失った光樹が顔だけのぞかせていたのだった。

「あれは、なんだ?」
「・・・・・・知らねぇ」
スタジアム内の混乱をしり目に冷静な刀機と、驚いて一瞬呆然となった刹那。
「あの巨大ロボの額に『夢への第一歩byみこと』と書かれているのは私の気のせいか?」
「いや、気のせいじゃないな。俺様にもそう読める」
そして同時に溜め息をつくのだった。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す