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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 136


光樹が反撃に転じようと間合を取るが、素手でかなう相手ではないし、何もない状態から武器の再構成には時間がかかる…。
「これだ!」
手近に放り出されていた京平の試合刀を拾い、喚声と共に斬りかかる。嘲笑するニセ梨花。
「そんナなまくらデ何が出来ル!」
脇差サイズの試合刀を媒体に刀身を具現化…大太刀に化けた。
「お前らには判るまい…この俺の身体を通して出る…刀機さんへの想いが!」
気合一閃…影武者三体を両断した光樹は1−Aと合流する。
「遅いぜ!妄想番長!」
流が水剣で奮戦していた。

「京平のサポートに入ってくれ!手が離せねぇ!」
影井京平は鷹獅と子分BCの三人に囲まれていたが、他のメンバーは驚異的な体術を誇るニセ梨花に阻まれて助けに回れない。京平は影踏みでどうにか凌いではいるが…光樹は左手に京平の刀、右手に自在槍を再構成させながら駆ける…。
防戦一方、満身創痍の京平が毒づく。
「せめて刀があれば…!」
子分BCはともかく、鷹獅相手に影踏みは気休めにもならない…。
「私闘は非情さ…丸腰だからってなあ!」
京平に鷹獅の必殺の突きが迫る…。
「させるかぁ!」

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