香港国際学園〜第二部〜 134
(チッ……押し切れねぇ!!)
(やっぱり強い……でも僕はもう昔の僕じゃないんだ!)
壮絶なデュエル…しかし、一対一の私闘を認める程、戦況は甘くない。
『伊達男!陣形を乱スな!』
3体の梨花が鷹獅の脇を掠めて光樹に踊りかかる。
「邪魔をするなぁ!」
自在槍を伸ばし薙払い、防戦する光樹。
「セック〇で女を…バトルでは男を魅了するか…不思議な奴…。」
鷹獅もまた、ジェット水流を躱し、砂つぶての誘導弾を投げナイフで迎撃しながら後退…他の梨花と子分BCに合流する。
『やっちまいな!罠ごと喰い散らかせ!』
おろちの指示に逆V字陣系、先端から鷹獅、子分BC、梨花×2の順だ。