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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 121

「……これ、女装?」
「……寝てる間にみことの『性別反転銃』で撃たれたらそうなった」

こういう感じで、理人と美咲の昔話に花が咲きつつ、夜は更けていった
そして……
「いいか、明後日から、いよいよ対抗戦だ。俺は応援しか出来ないが、最後にひとつだけ言うことがある。最後まで、諦めるな」
理人の話で宴会は締めくくられ、生徒たちは各々の部屋に戻り、眠りについた


……そして、試合当日。
私闘場控え室に集まったA組、全員体操服に赤いハチマキ……気合いを入れたクラスメートを見渡す刀機は、仁王立ちして言った。
「いよいよだ……やる事はやってきた……」
頷く皆を見渡し刀機は続ける。
「高名な兵法家、孫子は……戦いは戦う前に大半の勝敗は決まってると言っている……その点、我々は勝つ為の準備を着実に積んできた」
そして、刀機はホワイトボードに書き込みながら戦術説明を始めた。
「捕虜役、音無次郎……先発、桜川光樹、有田美夏、影井京平、水嶋流、鉄田理都……まず、防戦一方になるが、これは作戦の内だ。先発メンバーの仕事は徹底的な防戦で相手を消耗させ、タイムとメンバーチェンジを取らせる事……相手は強いが、防戦のみであればこちらにも分がある。兎に角、先発が相手をどれだけ消耗させれるかが勝敗を分ける!」
先発に指名されたメンバーが強い瞳で頷くのを見て刀機は続ける。
「控えは八神陣、西川羽音、金大地……作戦は例のやり方だ……相手が消耗した所で投入し、一気に勝負を付ける!」

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