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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 120




その夜…
「さぁ、じゃんじゃん食え!!」
理人は生徒たちを自宅に招き、美咲の手料理をご馳走していた。(食材は食堂のおばちゃんに分けてもらった)
美咲の料理はとても好評で、特訓でこの上無く空腹だったみんなはあっと言う間に料理をたいらげてしまった。

「先生、これは?」
「あぁ、これは大学の教授の手伝いにエジプトに行った時のだ」
美咲の煎れた食後のお茶を飲みながら、アルバムを見ている生徒の質問に答える理人。リビングに置いてあった物をひじりが引っ張り出し、それにみんなが群がっている。
「これはどちらで撮ったのですか?」

「それは美咲とバイクで箱根に行った時のだな」
「じゃあ、これはこれは?」
「ん、それは大学の創立祭でたこ焼き売ってた時」
などと、ページを捲る度に理人の思い出話がでてくるが、刀機が何気無く捲ったページから一枚の写真が出てくる。そこには銀色の髪をした女性が写っていた。
「……先生、なんだこれは?」
「あ?…そ、それは」
「あ〜、動揺してる。もしかして、昔の恋人?」
「違うわい!!」
「じゃあ、今の不倫相手とか」
「断じて違う!!美咲、何であの写真残してたんだ!?」
「え、だって面白いじゃない。『女の子になった理っちゃん』」

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