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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 116


「八神くんによると、辻浦さん本人は多少はできるものの身体強化系能力ではないし、八神くんや山本君には及ばないらしいですわ。威梨花さんの影武者を消すには本人を気絶させるほうがはるかに楽ですわね。」
「八神と辻浦は知り合いだったのか?」
「梨花さんつながりらしいですわ。」

データを見ながら刀機は考えていたが、華奈美、未来、皐月に微笑んだ。
「我らA組のメンバーだが……捕虜役、音無次郎……先発、影井京平、鉄田理都、水島流、有田美香、桜川光樹……控え八神陣、金大地、西川羽音……この試合、控えの投入がポイントだ」
3人はそのメンバー、スタメンは分かるものの控えには驚く。そんな驚く3人に刀機は自信ありげに笑う。
「私が戦闘参加しない事が、このクラスのマイナスにならない……これは、それを証明するメンバーだ……さて、詳しい作戦は後程にして、引き続き情報分析や必要な物を揃えてくれ……私は少し所用を済ませてくる」
刀機はそう言うと部屋から出て行ったのだ。


理人の教師専用室……
むくれてる理人の所に2人の女性が訪れていた。
1人は校長の妻にして学園の物流、経理を一手に担う才媛、北川悠里……そしてもう1人は、刀機真奈美であった。
「馬鹿よ、あなた……」
「馬鹿だな、本当に……」
冷徹その物の言い方で理人を切り捨てる悠里に、刀機も同意する。
そして、何か言い返そうとする理人を悠里が遮った。


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