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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 114


クラス全員で合唱していると、理人が何故か窓から入ってきた。ちなみにここは三階だ。
「……よーし、HRだぞぉ」
「先生、なんで窓から……」
「そぉっと、廊下を見てみろ」
流の質問に理人はそう返した。理都が見てみると……
「な、なんだありゃあ!?」
「どうしたのですか?……これは」
理都の叫びに未来も覗くと、廊下には美咲ファンと思われる数十人の男子生徒と十数人の女子生徒で塞がっていた。
「……これは窓から入ってくるしかないわね」
「なんでこんなことに。俺が何したんだ?」
「多分、これやで」
大地が理人に例の雑誌を渡す。

無言でページを捲り、理人と美咲のスクープ写真(キスシーン)が載っているページが捲られた瞬間……
ボッ!!
雑誌が一瞬にして灰になった。
「………先生?」
「ちょっと自習してろ。行くところが出来た」
「マズイ!!先生を止めろ!!パパラッチ部に殴りこむつもりだ!!」
みんなは刀機の叫びに一瞬呆然となるも、すぐに能力を駆使して理人を止める。
「離せぇ!!俺が何したってんだぁぁぁぁぁ!!!!」


放課後
結局、理人はみんなの必死の説得で理人は殴りこむのを思い直し、今に到るも機嫌は最悪だった。
「……今日も始めるぞ」

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