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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 113

「気にする事ないだろ?」
しれっと言ってのける光樹。
「ほとんど戦闘系しか頭数に入れてないし、能力の平均値だけで…etc」
…光樹…
未来は光樹の言葉に、彼の成長ぶりを感じた。曲がりなりにも処女を捧げただけの価値はあった。言いたい奴には言わせて置けば良い。解っていても、これだけ不快な記事を書かれればキレるかヘコむかするものだが、それどころか冷静な分析まで行っていた。
「・・・。」
「『フ…妄想番長に一本取られたな、KOOLに行こうか?』ですって…。」
音無に寄り添う皐月。


心通じ合わせれる2人は、何時の間にかカップルとなっていた。
A組の女子の大半が後に光樹のハーレム(光樹を弄ぶ女の子連合とも言う)に色んな理由で入るのだが、影太と理都、音無次郎と皐月のようにこうやってカップルになる例もあった。
ここは香港国際学園。恋愛もエッチもハーレムも、皆おおらかである。


「まあ何にせよ、ゴシップ記事に踊らされるのもバカバカしいし…ん?なんだこりゃ?」
『妄想番長Kくん、女装少年のブルマー姿に萌え!』
モザイク伏せ字でもバレバレな記事、ブルマー姿の影汰に悶絶する光樹が写っていた…いつぞやの対抗戦の練習風景…一同大爆笑。
「あの…光樹くん?僕は気にしてませんから…。」
…そうだ影汰だって女装趣味カミングアウトで『漢』をアピールしたじゃないか…胸を張る光樹、声高々に…。
「萌える物に萌えて何が悪い!」
…せーの…
『きーちーく!きーちーく!』

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