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香港国際学園〜第二部〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜第二部〜 110


光樹は…きらめく汗を飛び散らせながらのけ反り、絶頂を迎える未来の体内に大量の精を放った…僅かな罪悪感と共に。
『刀機…さん…』

意外と壁の薄い、お隣りさんは影汰の部屋。ベッドに寝そべっていた理都が身体を起こす。
「お〜…ヤってるよ淫乱セレブ…よーし影汰!」
…ちき、がきっ…あうぅ…。
部屋の主は『能力』なしでの分解結合に悪戦苦闘していた。
…がきっがきっ…はにゃ〜…。
銃の手入れまで萌え全開な影汰を背中から抱き締める理都。
「え・い・た」

甘噛み。
「ほえぇ〜?」


机に向かっていた影汰は、やっとこさ組み上がった(理都も一応待っていた)拳銃を放り出しそうになりながら、理都の腕の中でもがいた。
「あんだょ…そんなん能力使えばすぐ片付くんだろ?」
「…刀機さんが…自力で出来るまでやれって…」
ガンスリンガー能力は長時間の発動が出来ない。能力無しの影汰は非力な上、元々銃の知識なぞ無きに等しく、武器や暴力そのもの嫌っている…それ故レギュラーから外された…そんな彼がこうして真剣に取り組んでいるのだ。
「解ったよ…でも、もう少し…このまま…」
「はい。」


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